禁輸措置がGDP成長率を0.2ポイント押し下げと予測−最近のEU・ロシア関係の各国経済への影響−

(ハンガリー、ロシア)

ブダペスト事務所

2014年09月16日

農業省は、ロシア政府によるEUからの農産物などの禁輸措置が国内経済へ及ぼす影響は軽微との見方を8月12日に発表した。禁輸措置の対象品目の輸出額は2013年〜2014年上半期のハンガリーからロシアへの輸出総額の約3割を占めるが、農産物の輸出総額でみれば約1%にすぎないという。禁輸措置が発表された直後に現地報道機関が行った専門家からの聞き取り調査でも、ハンガリー経済への影響は限定的と分析されている。

ビジネス短信 54124fe07bc78

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。