提携先の選定は慎重に、経営理念を最重視−欧州企業のブラジル合弁企業の設立事例−

(米国、ブラジル、英国)

ニューヨーク事務所

2014年09月09日

中南米諸国への進出の1形態として、合弁・買収がある。文化やビジネス環境が異なる中で、相手国に精通した相手との合弁・買収はそれを乗り越える手段の1つとなっている。欧米企業の中南米進出の事例として、地場企業との合弁会社設立(2014年7月)によりブラジル進出を果たした英国の中堅化学商社の事例を紹介する。欧州地域での合弁事業に豊富な経験を有する同社は、相手企業の選定には「経営理念を共有できるか」を最重視し、2年を費やして最適な相手を探した。

ビジネス短信 540d2e6ba50a0

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