影響が懸念される中、外貨準備高は8四半期ぶりに増加−テクニカル・デフォルトの波紋(2)−

(米国、アルゼンチン)

中南米課

2014年08月15日

アルゼンチン政府が現在の状況をデフォルト(債務不履行)と認めない一方、主要格付け機関や国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)はデフォルトと認定した。証券市場には混乱が見られるものの、現在のところ為替相場には大きな影響はない。一方、7月28日にはパリクラブ(主要債権国会議)への債務返済が行われ、直近の外貨準備高は8四半期ぶりに増加に転じた。アルゼンチンの「テクニカル・デフォルト」の影響報告の後編。

ビジネス短信 53eaf84f4a380

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