先行き不透明も、当面の経済への影響は限定的か−米連邦最高裁がアルゼンチン政府の上告を棄却(2)−

(米国、アルゼンチン)

中南米課

2014年06月25日

米連邦最高裁による上告棄却の判決を受け、デフォルト(債務不履行)債務の返済を迫られるアルゼンチン政府。幾つかの対応策が考えられるものの、先行きは不透明だ。市場には混乱が生じているが、株式・為替市場の変動は軽微で、短期的には経済への影響は限定的とみられる。NMLキャピタルなどのヘッジファンドによって構成される原告団との交渉に注目が集まる。連載の後編。

ビジネス短信 53a7b7da1e460

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。