デフォルト債務返済でパリクラブと合意−各国からの投資拡大と輸出信用供与開始に期待−

(アルゼンチン)

サンパウロ事務所

2014年06月10日

5月28、29日に開催されたパリクラブ(主要債権国会議)との交渉で、2001年末のデフォルト(債務不履行)宣言以降滞っていたパリクラブ債権国に対するアルゼンチンの債務返済について合意された。4月30日時点で97億ドルとされる債務を、政府は今後5年間かけて返済する。返済が順調に進めば信頼回復につながり、日本を含めた国外からの投資増や各国輸出信用機関(ECA)による信用供与再開が期待される。

ビジネス短信 5395692653020

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