ウォルマート、低価格オーガニック食品を本格販売
ニューヨーク事務所
2014年06月09日
小売りチェーン最大手のウォルマートは4月10日、オーガニック食品のワイルド・オーツと提携し、低価格のオーガニック食品の販売を開始すると発表した。農務省(USDA)によると、2013年のオーガニック関連の小売売上高は350億ドルに達し、ここ10年間で需要は大きく伸びている。価格が割高とされる米国のオーガニック食品市場へのウォルマートの参入宣言は、今後の価格設定や流通市場に大きな変化を与える可能性もあり、米国の食品業界はこの動きを注視している。
ビジネス短信 539010cb46118