太平洋同盟追加議定書に署名−4ヵ国で自由貿易地域を形成−

(コロンビア、チリ、ペルー、メキシコ)

中南米課

2014年02月18日

チリ、コロンビア、メキシコ、ペルーの4ヵ国首脳は2月10日、コロンビアのカルタヘナで開催された第8回太平洋同盟首脳会議で「太平洋同盟枠組み協定の追加議定書」(以下、追加議定書)に署名した。追加議定書は2012年6月に署名された枠組み協定に基づき、加盟国間の貿易・投資の促進に向けた具体的な取り決めをまとめたもの。市場アクセスに関しては、92%の品目の関税が即時撤廃となり、残りは段階的な関税削減スケジュールが設定されている。投資、サービス、政府調達などにおける内国民待遇など、広範な内容を含む自由貿易協定(FTA)となっている。追加議定書は各国議会の批准を経て、2014年中にも発効する見通しだ。

ビジネス短信 52fdc9b6a1dd8

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