電力再編で再生可能エネルギー電力買い取り廃止−欧州・トルコのエネルギー政策と企業動向(22)−

(スペイン)

マドリード事務所

2014年01月10日

バブル期の投資で発電設備がピーク需要の2倍に肥大したスペインでは、リーマン・ショック以降の電力需要の低迷で、発送配電設備の維持が困難な状況になっている。急増した再生可能エネルギー(RE)発電プラントやガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電も採算性が悪化。政府は抜本的な電力システム再編に着手したが、これにはRE電力買い取り制度の廃止も含まれており、RE産業の先行きが危ぶまれている。

ビジネス短信 52ce5d000bb80

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。