レイネルツェン、大規模ガス田開発の頓挫で戦略変更−欧州企業の対ロシアビジネスの現状(9)−

(ノルウェー、ロシア)

欧州ロシアCIS課・サンクトペテルブルク事務所

2013年11月08日

ロシア最北の不凍港があるムルマンスク州には、同州と国境を接するノルウェーの企業が多数立地する。その1社であるプラント建設のレイネルツェンは2005年、両国が締結したシュトックマン・ガス田開発の協定を機にムルマンスクに工場を建設したが、同計画は延期を重ね結局、頓挫した。このため、現在ではノルウェー向けに現地生産品の輸出や、ロシア国内での資源プロジェクトへの製品売り込みに事業を切り替えた。ロシアビジネスでの留意点を同社幹部に聞いた(7月11日)。

ビジネス短信 527ae92a6fd10

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