ワシントン・ポスト紙、アマゾンのベイゾスCEOに身売り−最近の米国新聞業界の動き−

ワシントン・ポスト紙が8月上旬にインターネット通販最大手アマゾンのジェフ・ベイゾス最高経営責任者（CEO）に売却された。グループ会社の教育部門の業績が悪化していることが大きな背景となったとみられている。新聞業界は発行部数を減らし続けており、広告収入もプリント版は減少傾向にある。ただデジタル版の収入は増加している。ワシントン・ポスト紙が契機となって別の大手紙の身売りを引き起こすのではとの観測もあるが、当事者はこれを否定している。