不況感漂い始めた消費市場−2012年12月名目小売売上高が17年ぶり減少−

(スウェーデン)

ストックホルム事務所

2013年02月26日

スウェーデン商業調査研究所(HUI)と中央統計局(SCB)が発表した2012年の小売売上高(実質)は、前年比2.3%増だった。しかし12月の名目売上高(季節調整前)は17年ぶりに前年同月比減となり、好調だった経済に不況感が漂い始めている。その背景には、企業による解雇の増加があるが、食料品や中古品市場は活況を呈している。

ビジネス短信 512b1439bd358

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