日本からの食品輸入規制を全面解除

(ニュージーランド)

オークランド発

2012年07月20日

第一次産業省(旧農水省)は7月15日、日本産食品への輸入検査強化措置を同日から通常措置に戻した、と発表した。

<日本茶も検査強化対象から外れる>
ニュージーランドでは、2011年の東日本大震災後、日本の特定の県からの日本食品の輸入に対して国境検査を強化していた。12年1月に一部解除され、日本茶のみ検査強化の対象となっていたが、今回の措置で日本茶も対象から外れ、全ての食品が通常措置となった(2012年1月27日記事参照)

第一次産業省は国立放射線研究所と連携し、2012年6月末までに279のサンプリング調査を実施したが、いずれも国際食品規格委員会(Codex)基準を下回っていた。日本側でも適格な輸出規制が実施されており、オーストラリア・ニュージーランド食品標準局(FSANZ)や国際機関とも協力しながらモニタリングを続けていくが、ニュージーランド国境での検査プログラムについては通常にスケールダウンすることが決定された〔ニュージーランド第一次産業省「Importing food from Japan」(PDF)〕。

なお、病原菌などに汚染された一部の規制品目に関しては、ほかの国からの輸入と同様に輸入食品規制(IFR)に従った許可手続きが必要で、これらの品目についてはウェブサイト「IFRs & Advisories」で確認できる。

(マシュー・ブロムフィールド)

(ニュージーランド)

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