知的財産管理の重要性再確認を−「iPad」商標権訴訟−

(中国)

北京発

2012年05月16日

アップルと唯冠深センの「iPad」商標権訴訟は、知的財産権関係の大きな事件として、新華社や「人民日報」、中央テレビなど主要メディアで取り上げられた。また、知財専門家や「果粉」(中国語でアップルファンの意)の間でも、インターネット上で論議を呼んでいる。「iPad」の商標権がどちらに帰属するかは広東省高級人民法院(高裁)の判決を待つ必要があるが、訴訟の状況からあらためて浮かび上がるのは、企業での知的財産の保護・管理の重要性だ。

ビジネス短信 4fb1fa48aaa78

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。