自動車部品ビジネス、系列外取引にも期待

民間調査会社によると、2020年までにインドの自動車生産台数は780万台に拡大する。これに伴い、部品産業も10年度（10年4月〜11年3月）の約3兆円から、2020年には2.8倍の約9兆円規模に成長する可能性があるという。自動車生産拡大の一例として、フォルクスワーゲン（VW）のプネー工場（マハラシュトラ州）に対する日系部品メーカーの食い込み状況と、VWの調達方針などについて概観し、系列外取引が期待できるインドの自動車・同部品産業の可能性について報告する。