11年第3四半期の雇用市場、悪化の兆し−リーマン・ショック後、初めて求人数が減少−
シンガポール発
2012年01月05日
2011年第3四半期の就業者数は前期比3万1,900人増と、増加幅が拡大した。雇用市場は引き続き堅調だが、求人数がリーマン・ショック後初めて減少に転じた。景気の先行きが不透明になる中で、雇用側は新規採用に慎重な姿勢をみせ始めている。一方、12年からは外国人の専門・幹部職を対象にした就労パスの発給基準が厳格化され、外国人労働者規制が強化される。
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