製造工場の当局査察待ちに1年半も−医療機器市場と規制(2)−

(ブラジル)

海外調査部

2011年12月12日

国家衛生監督庁(ANVISA)は、海外の製造工場がブラジルの優良製造所基準(GMP)に適合しているかどうか確認するため、2010年5月に査察を開始した。それから1年半以上が経過したが、まだ査察を受けていないメーカーが多数ある。世界中で1,000社が査察待ちの状態だ。製品の登録申請にはさらに数ヵ月を要するため、GMP査察が必要な企業は、申請から認可まで2〜3年待ちとなる。連載の後編。

ビジネス短信 4ee1963a74748

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。