小麦、トウモロコシの輸出関税を撤廃

(ロシア・CIS、ウクライナ)

モスクワ発

2011年11月02日

2011年7月に導入された小麦とトウモロコシに対する輸出税が10月22日、導入から約4ヵ月足らずで撤廃された。背景には、ウクライナが06年以降、安定的な穀物生産量を維持し「欧州の食糧庫」としての地位を取り戻しつつある中、課税のしわ寄せが農業従事者に偏ったこと、政府の保護的な政策に対して国内外から反発が起きたことがある。

ビジネス短信 4eaf7677bfe50

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