チリ裁判所が条件付きで航空会社ランとタムの合併を容認

(チリ、ブラジル)

サンティアゴ発

2011年10月03日

チリの自由競争防衛法廷(TDLC)は9月21日、チリ最大手のラン航空とブラジル最大手のタム航空の合併を条件付きで容認した。両社は2010年8月に合併を発表し、その後、両国で独占禁止の審査が行われていた。合併が実現すると、資本額は時価119億700万ドルと、時価資本額ベースでは米州で首位、世界で第2位の巨大な航空会社になる。ただし、合併実現には、ブラジル経済防衛管理理事会(CADE)の承認が必要だ。

ビジネス短信 4e8533e726548

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