米国とトラック相互乗り入れプログラムの覚書締結−対米報復関税率を半減−

(米国、メキシコ)

メキシコ発

2011年07月13日

米、メキシコ両国政府は7月6日、トラック相互乗り入れプログラムに関する覚書を締結し、プログラムへの参加を希望する輸送業者の審査を開始した。審査に合格した輸送業者には暫定乗り入れ許可が与えられ、最長18ヵ月の試験期間内に問題がなければ恒久的な乗り入れ許可が与えられる。正式合意を機に、経済省は7月7日、米国産品99品目に課していた報復関税の税率を半減する政令を公布し、翌8日から適用した。報復関税の完全な撤廃は、プログラムに基づき、最初のメキシコのトラックが国境を越えたときに行われる。

ビジネス短信 4e1cf22829428

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