サケ・マス産業、ISAウイルス被害から回復の兆し−第1四半期は輸出額・量とも増加−
サンティアゴ発
2011年06月06日
国内では2007年7月末以降、伝染性サケ貧血症(ISA)ウイルス被害が広がり、サケ・マス業者は減産を強いられてきた。しかし、環境や魚の衛生を考慮した新養殖システムが軌道に乗り始め、その成果が11年第1四半期の顕著な輸出増加に表れている。5月19日には大手生産者のアクアチレがサンティアゴ株式取引所に上場し、投資家の人気を集めるなど、業界には久しぶりに明るいニュースが続いている。
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