手続き簡素化の一方で輸出者の責任増す−AFTA自己証明制度−
バンコク発
2010年12月22日
ASEANはASEAN自由貿易地域(AFTA)特恵関税適用に関する「認定輸出者自己証明制度」のパイロットプロジェクトを開始した。この制度を利用するには、まず認定輸出者になる必要がある。インボイス申告は、請求明細書などの商業書類でも代替可能で、仲介貿易でも使うことができる。手続きが簡素化される一方、輸出者は「その悪用も含め、すべてのインボイス申告にかかる全責任を負わねばならない」とされており、コンプライアンス面でより厳格な対応、情報管理が求められる。
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