輸出増で製造業が回復の兆し−歳出削減策と付加価値税引き上げが不安材料−
ロンドン発
2010年08月20日
ポンド安などを背景にした輸出の拡大もあって国内の製造業が回復の兆しをみせている。8月6日に国民統計局(ONS)が発表した6月の製造業生産指数は2ヵ月連続でプラスとなった。今後の経済見通しについて業界団体や経済専門家は、政府の歳出削減策と11年1月からの付加価値税(VAT)引き上げによる国内需要への影響、また主要輸出先の欧州・米国の景気動向を不安材料として挙げている。
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