上流から下流までの国家独占を維持−国会がエネルギー改革法案を可決(1)−

(メキシコ)

メキシコ発

2008年11月05日

カルデロン大統領が4月に提出していたエネルギー改革法案が10月28日、国会を通過した。上院で実施された70日以上の専門家フォーラムと国会審議を経た後に可決された内容は、行政府が提案していた民間活力の導入を認めず、PEMEXの組織体制と経営自主権の強化を中心とする小幅な前進にとどまった。

ビジネス短信 491001168d9a0

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