サマック首相、兼職禁止規定違反で失職−12日に後継首相決定へ−

(タイ)

バンコク発

2008年09月10日

憲法裁判所は9月9日、サマック首相失職の判決を出した。同氏が首相就任後もテレビの料理番組に出演して報酬を得ていたことが、憲法の兼職禁止規定に違反すると判断したためだ。憲法の規定により内閣も総辞職となる。与党は再度サマック氏を首相として擁立する構えで、12日にも下院で新首相が指名される。

ビジネス短信 48c743c294700

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。