コーヒー企業「ダオ」に注文殺到−高品質、無農薬・有機を売りに−
ホーチミン発
2007年10月09日
ラオスはコーヒー輸出国としては知名度も低く、生産量も少ないが、最近、欧州からの注文が殺到している企業がある。農家への優良種苗の提供と栽培管理の徹底、しっかりした選別によって生豆の品質が飛躍的に向上したことによる。おまけにラオスのコーヒーは、無農薬、有機栽培である。貧しくて高価な農薬や化学肥料が買えなかったことが幸いして付加価値を生むことになった。コーヒーに砂糖とミルクを加えた「3 in 1」のインスタントコーヒーの生産も始まり、コーヒー大国ベトナムへ輸出するまでに成長している。
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