WTO上級委、米国の「ゼロイング」をクロと判定−日本が一転、全面勝訴−

(世界)

国際経済研究課

2007年01月17日

日本政府は、米国の「ゼロイング」がWTO協定に違反しないとするWTO小委員会(パネル)の2006年9月の判断を不服として上級委員会に提訴していたが、同委員会は1月9日、パネルの判断を覆し、日本の訴えを全面的に認めた。アンチダンピング(AD)大国である米国と各国との「ゼロイング」をめぐる長い争いは、日本の勝訴により終止符を打つことになりそうだ。

ビジネス短信 45ad6df97f484

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