知的財産ニュース AIが考案したアイデア、私が特許取得できるだろうか?

2026年7月27日
出所: 韓国知識財産処

- 産・学・研・官の知的財産分野の権威が一堂に会する…「知的財産戦略フォーラム」が発足

- 27日に第1回公開討論会を開催、「人工知能を活用した技術開発の特許保護」など、中核的な懸案について議論


AIが生み出したアイデアを、人がそのまま特許として出願した場合、特許を取得できるのだろうか?

人工知能技術の急激な発展に伴い浮上したこのような疑問に答えるため、韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)と韓国工学アカデミー(ユン・ウィジュン会長)は、7月27日(月曜)7時00分、朝鮮パレス(ソウル市江南区)にて、知的財産の官民協力の場である「知識財産戦略フォーラム」を発足させたと発表した。

AIによる大変革と技術覇争いが激化する中、知的財産の役割は技術主権確保のための中核戦略として定着しつつある。これを受け、企業の最高経営責任者、工学界の碩学、政府・研究界・法曹界の専門家らが一堂に会し、産業・技術環境の変化に伴う知的財産の懸案を議論し、国家発展戦略を提示するため、「知的財産戦略フォーラム」を発足させた。

知的財産戦略フォーラムの委員長には、知的財産と産業政策において豊富な経験と見識を持つ元特許庁長官兼元産業通商資源部のソン・ユンモ氏が就任する。産・学・研・官の最高専門家たちを網羅する公開討論会の運営委員たちが、最新の知的財産テーマを選定し、深みのある議論を通じて、知的財産強国への飛躍と国家発展のための政策を提言する。

発足式に続き、同日開催された第1回公開討論会では、「AIを活用した技術開発、どこまで特許で保護すべきか?」をテーマに、深い議論が行われた。最近では、AIを用いて国家の難題を解決しようとする「K-ムーンショット(K-Moonshot)プロジェクト」など、AIが研究開発全般に急速に普及している。出席者たちは、こうした状況下で「AIをツールとして使用した成果物のうち、どこまでが人間の発明なのか」、「人間の創造的貢献をどのように判別するのか」などについて議論した。

韓国工学アカデミーのペク・ウンオク副会長が座長を務め、KAIST文術未来戦略大学のパク・ソンピル院長が基調講演を行った。続く討論には、ハンヤン大学哲学科のイ・サンウク教授、カカオAIのキム・ギョンフンセーフティリーダー、LGAI(AI)研究院のイム・ウヒョン院長、および知識財産処のヤン・ジェソク特許審査企画局長が参加し、産業界・学界・政府の観点から、AIを活用した発明の保護の方向性について多角的な意見を交わした。

知識財産戦略フォーラムのソン・ユンモ委員長は、「AI・半導体などの技術覇権争いの時代において、知識財産は国家存亡を左右する中核的な戦略資産である」とし、「知識財産戦略フォーラムが、産業界の生の現場の声を政策に結びつけ、大韓民国が国際的な知識財産強国へと飛躍するための国家戦略の設計において、中核的な架け橋の役割を果たせるよう最善を尽くす」と述べた。

韓国工学アカデミーのユン・ウィジュン会長は、「知識財産戦略フォーラムが工学界と産業界の現場の課題を的確に捉え、さらには国家の知的財産政策を動かす力につながることを願う」と強調した。

韓国知識財産処のキム・ヨンソン処長は、「技術革新の成果が国家の競争力につながるためには、研究開発と知的財産戦略の有機的な連携が不可欠だ」とし、「知的財産戦略公開討論会を、韓国を代表する官民協力の場として発展させていく」と述べた。

一方、知識財産戦略フォーラムは年3~4回、朝食会形式の公開討論会として運営され、議論された主な内容は刊行物として発行され、知的財産政策の策定における基礎資料として活用される予定だ。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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