知的財産ニュース 韓国知識財産処、洋上風力産業の知的財産競争力強化に向けた現場の声に耳を傾ける
2026年6月17日
出所: 韓国知識財産処
- 洋上風力分野における産・学・研・官の現場懇談会を開催
韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、6月17日(水)13時に麗水(ヨス)EXPOコンベンションセンター(全羅南道麗水市)において、洋上風力分野の知的財産競争力強化に向けた現場懇談会を開催すると発表した。
エネルギー転換が加速し、中東情勢の不確実性などにより、エネルギー安全保障の重要性が高まる中、再生可能エネルギーの中核的な軸である洋上風力の重要性も高まっている。これを受け、知識財産処は洋上風力分野における産業現場の意見をヒアリングし、韓国企業や研究機関の技術・特許競争力および知的財産対応力を強化するため、今回の懇談会を設けた。懇談会には、ドゥサンエナビリティ、ユニソン、エネルギー技術評価院、済州(チェジュ)大学、韓国風力産業協会など、洋上風力エコシステム全般の関係者が参加する。
知識財産処は、洋上風力分野の特許動向を発表し、韓国特許戦略開発院が産・学・研の強力な知的財産権確保を支援するIP-R&D*事業を紹介する。続いて、洋上風力分野における特許競争力の確保政策や、産業現場の主要な課題、問題点・要望事項を幅広く聴取する。知識財産処は、集約された現場の意見を政策に反映させ、韓国企業や研究機関の知的財産に基づく成長を支援していく計画だ。
* IP-R&D:特許情報を詳細に分析して研究開発の方向性を設定し、強力な権利範囲を持つ優秀特許(中核・源泉特許)の確保を支援する事業
韓国風力産業協会のキム・ガンハク会長は、「洋上風力産業が急速に成長する過程において、遅れをとっている先端技術を開発・確保し、知的財産権を保護することが何よりも重要になっている」とし、「政府と業界が直接意見交換の場が設けられたことを歓迎し、現場の声が実質的な政策につながることを期待する」と語った。
韓国知識財産処のチョ・ヨンギル機械金属審査局長は、「昨年、知識財産処はAIなどの先端分野を対象に、1ヶ月以内に特許審査を行う超高速審査を導入するなど、有意義な成果を上げた」とし、「こうした取り組みを継続し、洋上風力分野においても、韓国企業や研究者が肌で感じられる実効性のある支援を強化していく」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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