知的財産ニュース 特許庁、カトリック関東大学と覚書を締結

韓国特許庁は12月1日（金曜）、カトリック関東大学と将来における国家発展の原動力となる知的財産人材を育成するための業務協力を締結した。

業務協約の主な内容は、カトリック関東大学の在学生が特許庁国際知識財産研修院で運営する知的財産学の単位銀行制のオンライン教育科目を履修すれば、これを正規単位として認めることである。

※単位銀行制：「単位認定等に関する法律（法律第13229号）」により、国家平生教育振興院が認めた教育機関で取得した単位を集め、一定の基準を満たした受講生に学士の学位を授与する制度

国際知識財産研修院が無料で運営する「知的財産学」専攻課程は2015年の忠南大学を皮切りに現在、全北大学、済州大学など計9つの大学で運営されている。2017年1学期には知的財産概論、インターネットと知的財産権など7つの科目で計3,900人余りが単位を取得した。

カトリック関東大学の関係者は「今回のMOU締結により、内部学則を改正して2018年1学期から知的財産学科に関わる単位の交流を導入する予定だ」とし「知的財産学関連の科目の授業をオンラインで時間や場所を問わずに受けられるようになり、在学生および卒業生の知的財産に対する認識向上は言うまでもなく、就職や起業に大きく役立つだろう」と述べた。

特許庁国際知識財産研修院長は「知的財産専門人材の養成に向けた遠隔単位銀行教育が江原および嶺東地域に拡大運営されることは非常に意義深い」とし「今後も全国の主要大学とのMOU締結を継続的に進めていきたい」と語った。