知的財産ニュース 特許庁、「2017年FTAの知的財産権分野に関する総合説明会」を開催

韓国特許庁は11月28日（火曜）午後2時から韓国知識財産センター（ソウル駅三洞）の大会議室（19回）で海外進出企業、専門家および一般人などを対象にし「2017年FTAの知的財産権分野に関する総合説明会」を開催する。

今回の説明会は、米国、中国、EUなど韓国がFTAを結んだ締約国が52カ国に達するほど拡大し、海外に進出しているか、今後、進出を視野に入れる韓国企業のFTAの知的財産権分野に関する理解を深めるために行われる。

説明会では、米国、EUなどの主要国や最近、韓国企業の進出が進んでいる中国、ベトナムなどとのFTAの主な内容について説明が行われる。特に、海外の地理的表示保護と韓国の有名な商標の無断先取りに対する対応策について紹介する。また、名古屋議定書の実施に伴う、生物遺伝資源の国際的議論の現状および海外における知的財産権紛争に対する支援策についても説明が行われる。

特許庁多国間機構チームのチーム長は「今回の説明会を通じ、FTAの知的財産権に関する内容について理解が深まり、海外における知的財産権の侵害による被害の予防および効率的な知的財産権の活用に役立つことを期待している」と述べた。 　

「2017年FTAの知的財産権分野に関する総合説明会」には個人や企業、専門家など、関心のある人なら誰でも無料で参加できる。事前登録は、所属、担当業務、連絡先を記入してwshuh1977@korea.krに申請すれば良い。現場でも登録できる。