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「主要国・地域の自動車生産・販売動向」を公開 ―販売・生産台数ともに回復基調、双方で中国による牽引が続く―

2026年07月30日

ジェトロ(理事長:石黒憲彦、本部:東京都港区)は、世界30カ国・地域における、2025年の自動車生産・販売等の動向レポートを発表しました。本レポートは、ジェトロが2026年3月~7月に公開した、自動車市場規模の大きい国・地域に関する調査に世界全体の動向を分析した総論編を加えたものです。横並びでご覧いただけるようにまとめましたので、ぜひご活用ください。以下リンクよりご覧ください。

調査レポート「主要国・地域の自動車生産・販売動向(2026年7月版)」

主なポイント

  • 国際自動車工業連合会(OICA)によると、2025年の世界の自動車販売台数(新車登録・販売台数)は前年比4.7%増の9,980万台、生産台数は同3.9%増の9,638万台となった。2024年は販売台数が前年比2.7%増、生産台数が同0.9%減と伸び悩んだが、2025年は販売・生産ともに回復基調が鮮明となった。
  • 2025年においても、前年に引き続き中国が世界の生産・販売拡大を主導した。世界の自動車販売台数の増加幅の3分の2(66.3%)、生産台数増加分の9割近く(88.8%)を中国が占めた。販売面では政府の消費刺激策や新エネルギー車(NEV)支援策、生産面では政府の政策的支援に加え、中国メーカーの輸出拡大が成長を後押しした。
  • 国・地域別の販売台数では、前年同様、中国、米国が引き続き上位2カ国となり、世界の販売台数の51.2%を占めた。3位から9位までは、インド、日本、ドイツ、ブラジル、英国、フランス、カナダが並び、前年から順位の変動はみられなかった。生産台数では、中国、米国、日本、インドが上位4カ国を占め、そのシェアは前年同様61.9%となった。
  • グローバルサウス市場では、世界第3位の自動車市場として成長著しいインドと中南米最大の自動車市場であるブラジルの成長が注目される。インドの販売台数は、前年比5.5%増の552万台と過去最大を更新した。多目的車(UV)の販売拡大に加え、物品・サービス税(GST)減税や政策金利の引き下げなどの政策効果が需要を押し上げた。生産台数も同7.9%増の649万台となり、世界4位を維持した。一方、ブラジルでは販売台数が269万台と3年連続で増加し、生産台数も乗用車・小型商用車の増産や隣国アルゼンチンへの輸出の拡大を背景に2年連続の増加となった。
  • 電動車市場では地域ごとに差がみられた。米国では、連邦政府の電気自動車(EV)税額控除撤廃で、バッテリー式電気自動車(BEV)およびプラグイン・ハイブリッド自動車(PHEV)の販売が減少に転じ、生産も2年連続減少した。一方で、ハイブリッド車(HEV)の販売は前年から3割増となった。ドイツを含むEU市場でもHEVの販売シェアが高まった。中国ではNEVが引き続き市場成長を牽引しており、ASEANでは中国ブランドを中心にEVが市場に浸透している。
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