日本茶

プロモーション概要

OVERVIEW

2022年度 プロモーション対象国・地域

米国、欧州

実施内容

(1)オンライン・コミュニケーション施策(米国向け)
「日本茶=マインドフルネス・ビバレッジ」というコンセプトを、競合であるハーブティーとコーヒーとの差異を明確にし、伝達方法を転換することで「ミレニアル×オフィスワーカー」に浸透させます。また、コンセプトに含まれる「マインドフルネス」という単語自体が漠然としているため、生活文脈に沿った同義語”Calm & Focus”に転換し、Calm(安らぎ)とFocus(集中)の両方を強く印象付ける施策を組み立てます。
(2)外食向け施策(米国向け)
ミレニアル世代に広がっている、あえてお酒を飲まないライフスタイル「Sober curious(ソーバーキュリアス)」という時流に乗り、「Sober curiousドリンク=日本茶」というポジションの確立を目指します。また、米国の高級日本食レストランに対して、日本産の高品質な緑茶は来店者及びレストラン事業者双方に有益であるという気づきを与え、有償提供拡大に繋がる行動変容を促します。
(3)欧州向け施策
欧州向けに輸出している事業者紹介等のコンテンツを制作し、ターゲット国の言語で発信することにより、今後のプロモーション展開に向けた契機とします。

プロモーションサイト・SNS

JFOODOでは対象国・地域(米国のみ)の消費者に対し、現地言語でプロモーションサイトを制作し情報発信しています。

2022年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2022

EC向け施策(米国)

  • 「Find your TRUE」というコミュニケーションコンセプトのもと、5つのテーマ構成で日本茶への興味喚起・理解促進を図りました。今年度はオウンドメディアの強化を図るべく、新たにターゲット層からの支持の高い著名ソムリエ等を起用し、お茶以外の視点からお茶を語る動画を制作。また、生産者記事の拡充や掲載商品の充実化、外食店施策で実施したセミナー動画やペアリング動画を新たに掲載し、日本茶がもたらすベネフィットであるCalm&Focusの理解共感を深めるよう設計しました。
  • 参加事業者の商品を取扱うECサイトへの送客、またプロモーションサイトから各種コンテンツに触れ興味関心、購入意向を高めたターゲットをECサイトへ送客することで、米国内における販売拡大を目指しました。あわせてInstagram公式アカウントから日本茶に関するTipsや関連情報の定期的な投稿を行うことで、プロモーションサイトへの効果的な誘引を図りました。
  • 日本茶がもたらす「Calm&Focus(安らぎと集中)」の紐解きを行い、日本茶を飲むことで得られるベネフィットを伝える体感セミナーを開催。自宅で気軽に実践できるお茶の淹れ方、HotとColdのお茶飲み比べ、抹茶のお点前デモンストレーションなど、各種体験を通じて日本茶の認知を拡大し日常的な試飲実践までに繋げることを目指しました。

外食向け施策(米国)

  • ニューヨーク市とロサンゼルスの現地飲食店に影響力のある高級和食店を情報発信拠点とし、高級和食店のオーナーやシェフ・スタッフを対象に、お茶と料理のペアリングメニューと共に、日本茶の有償提供のベネフィットを経営目線とシェフ目線で伝えるセミナーを実施し日本茶の有償化拡大に向け機運を高めました。
  • アメリカのレストラン業界関連読者に対して、日本茶を新たに取り入れることにより得られるビジネスチャンスや、日本茶取扱いによる経済的ベネフィットなどに関する情報を発信しました。

欧州向け施策

  • 今回が初のプロモーション実施となる欧州では、外国食文化に興味関心の高いコアな層を抱える「Michelin」を媒体に選定し、星付きレストランのシェフやソムリエ視点で日本茶と食を語るタイアップ記事を制作。SNSを起点に発信し日本茶の認知・興味関心を高め、理解促進を図りました。

2021年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2021

EC向け施策(米国)

  • 新規ユーザーの「自分に何が合うかわからない、商品が多すぎて選べない。」という課題に対して、その人に合う日本茶をお薦めする診断コンテンツをプロモーションサイトに追加。自分に合った日本茶を提案し、購買へ誘導しました。
  • 商品の背景に深い関心を示すターゲット特性を踏まえ、生産者にフォーカスした紹介コンテンツを追加。日本茶の伝統的な生産方法や茶農家・茶商のこだわりを通じて、日本文化、日本茶の品質、信頼性、技術力などを紹介しました。
  • マインドフルネスなライフスタイルを送るインフルエンサーであるダニエラ・モネ氏を起用。日本茶のファンであるダニエラ氏より、日本茶の飲用スタイルや日本茶の茶種ごとの特長をダニエラ氏のインスタグラムのストーリーズ動画やフィード投稿を通して紹介しました。

外食向け施策(米国)

  • 高級和食店および関連卸売業者に対し、日本茶の販売メリットの認知向上・理解促進を図るため、日本茶を全米に供給する事業者「kettl」と、日本茶を有償提供するレストラン「Torien」のソムリエを登壇者に招き、日本茶セミナーを実施しました。
  • 日本茶事業者のサポートとして、商談イベントを実施。日本茶事業者計16社と現地卸売事業者との商談成立に向けた支援を実施し、取扱い拡大に向けての素地を作りました。

2020年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2020

  • 片づけコンサルタントとして米国で人気の近藤麻理恵さん(通称:こんまりさん)をインフルエンサーに起用し、日本茶の認知促進と興味喚起を図りました。
  • 国内の様々な茶農家・茶商に焦点を当てて、日本茶にかける想いやストーリー、匠の技術を記事化して定期的に発信し、商品のバックグラウンドへの関心が高いミレニアル世代(ターゲット)の日本茶への興味関心を喚起しました。
  • インスタグラムのアカウントを開設し、フォロワーの反応を見ながら工夫して情報発信をすることでプロモ―ションサイトやECサイトに誘導して、商品購入に繋げました。

2019年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2019

  • 「ミレニアル層×頭脳労働者」をターゲットに、「日本茶=マインドフルネス・ビバレッジ」を訴求し、日本茶の認知促進と興味喚起を図る動画を制作・配信しました。
  • 北米のIT企業オフィス・ヨガスタジオにて、消費者イベントを実施し、日本茶を飲むことで手軽にマインドフルネスになれることを実感してもらいました。
  • ニューヨークでメディアイベント“Tea in the Moment with Sophia Amoruso”を開催。起業家であるSophia Amoruso氏をスポークスパーソンとして迎え、日本茶がもたらすマインドフルネス効果を紹介、出席者に試飲の機会を提供しました。

2018年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2018

  • 現地ミレニアル世代の興味・関心を喚起するために、人気のインフルエンサーを起用して、日本茶の魅力を伝える動画を制作・配信をしました。
  • 米国発祥の世界最大級のウェルネスイベントにおいて、「日本茶=マインドフルネスビバレッジ」を伝える展示ブース、茶道体験イベントを実施し、購入意向を高めました。
  • 現地消費者の関心が高い日本茶のマインドフルネスに関する効能データを、外部調査機関と共同で測定し、リサーチ結果を各種メディアを通じて発信しました。

2017年度に実施したプロモーション

ACTIVITIES IN 2017

  • 複数のメディア (facebook, Google, Amazon)を通してインパクトのあるアニメーション動画を制作・広告配信を実施しました。
  • 日本茶の新たな魅力を伝えるプロモーションサイトを開設し、消費者に対して「日本茶=マインドフルネスビバレッジ」の理解を促進させました。
  • 参加企業のAmazon内の対象製品をまとめて掲載するAmazon内日本茶特集ページを制作し、消費者がどこで日本茶を買えばよいのかわかりやすくし、購入意向を高める活動を実施しました。

動画コンテンツ

MOVIE

過去のプロモーションで作成した動画をご覧いただけます。