株式会社マルリフーズ

JAPAN MALL有料オプションでオランダ市場のリアルな反応を知るきっかけに。海外顧客ニーズの把握にも積極的に取り組み、輸出の拡大へ。

企業紹介
1993年にあおさ専門の加工会社として、福島県相馬市で創業。2011年の東日本大震災による深刻な津波被害を受けながらも見事に再起を果たした。国産あおさ(ヒトエグサ)の製品製造工程の機械化を行い、安全・安心に食していただける、異物の少ない商品開発に取り組んでいる。

輸出への取り組みについて

以前は業者向け(B2B)中心のビジネスでしたが、5年位前から百貨店や専門店など小売り向け商品(B2C)の開発にも力を入れ始め、今では売り上げの比率は半々になっています。輸出については、まだ全体の3%程ですが、3割を目指してがんばっていきたいです。現在は、欧州や東南アジアを中心に約13ケ国に輸出を行っています。これまでJAPAN MALL事業、食品輸出商談会、輸出1万人支援プログラム、輸出プロモーター事業などジェトロの様々なサービスを利用しながら、輸出の拡大に取り組んできました。特に、オランダのHokkai Suisan社はジェトロを通じて紹介をいただき、以来よい関係を築いています。昨年の10月には専用パッケージの「かけるあおさ」を発売し、大きな成功を収めることができました。

株式会社マルリフーズ外観

担当の阿部氏

かけるあおさ

JAPAN MALL事業への参加

2025年度はフランス・UMAMI社の無料プロモーション、2025年度はオランダ・Hokkai Suisan社の無料プロモーション、有料オプションに参加いたしました。通常、商社や小売企業に販売した後は、消費者の反応を見ることが難しいのですが、JAPAN MALLプロモーション報告書により市場の反応を知ることができました。有料オプションでは、「かけるあおさ」の食べ方を紹介するリール動画をInstagramで配信し、和食だけでなく、チーズやクラッカーなど現地の食文化に合わせた提案も行われました。さらに試食イベントでは消費者アンケートを実施し、商品に対する率直な評価や食べ方のアイデアなど、今後の商品開発や販売戦略に活用できる貴重な情報を得ることができました。

Hokkai Suisan専用商品(ECサイト)

SNS投稿(リール動画)

オフラインイベント(Open Day)の様子

今後の取り組み

JAPAN MALL事業を通じて現地市場への理解が深まったことから、これまで見送っていた現地イベント(Open day)への参加も決定しました。「あおさ」を世界に広めるため、まずは国内の展示会や招聘などで海外バイヤーに紹介する機会を増やし、さらに海外の展示会などにも積極的に参加したいです。また、商品についても、海外消費者のニーズに合う商品開発や賞味期限の延長などを進めていくことを考えています。

ジェトロ担当者からの一言コメント

株式会社マルリフーズ様は震災からの復興後、新商品の開発や市場の開拓に力を入れてこられました。海外進出にジェトロが貢献できていることを嬉しく思います。また、JAPAN MALL事業というB2C支援プログラムを通して、海外バイヤーやエンドユーザーとの結びつきを強化していただくことができました。今後もジェトロのサービスをご活用いただき、「あおさ」の魅力を世界中に伝えていただくことを願っています。

株式会社マルリフーズ

福島県相馬市
https://maruri-foods.jp/ 外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
設立年:1993年
社員数:19名
資本金:1000万円
事業内容:あおさ(ヒトエグサ)(生、冷凍、乾燥)
展開地域:オランダ、フランス、イタリア、スペイン、マレーシア、オーストラリア、米国など13ケ国

2026年8月

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