有限会社九州マグロ
専門性と顧客対応力を武器に世界市場へ。輸出体制構築で継続取引を実現
福岡県北九州市 ウェブサイト
- 輸出品目:
- 地中海蓄養本マグロ冷凍柵
- おもな輸出先:
- 米国、UAE、バーレーン、韓国、EU、中国
- 活用サービス:
- 輸出プロモーター事業(農林水産・食品分野)
サービスご利用の背景
有限会社九州マグロは、冷凍刺身用マグロを専門に取り扱う企業である。
特に地中海蓄養本マグロの分野においては高い専門性を有しており、遠洋延縄漁船との連携を通じて安定した供給体制を構築している。国内市場では有力なマグロ取扱事業者の一社として評価されている。
一方で、地中海蓄養本マグロの販売拡大を進める上では、国内市場のみならず海外市場への展開が不可欠となっていた。
しかし、海外販路開拓の経験や輸出実務に関する知見は十分ではなく、全社的な輸出体制の構築が課題となっていた。
そこで同社は、ジェトロの「輸出プロモーター事業」を活用し、輸出ノウハウの習得と販路開拓に取り組んだ。
取組・支援
- 貿易実務の習得を通じて輸出基盤を強化
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まず着手したのは、貿易実務に関する知識の習得であった。
輸出プロモーター(専門家)は、輸出取引の基本的な仕組みや取引実務について継続的な指導を行い、担当者だけでなく社内全体で輸出への理解を深める環境づくりを支援した。
輸出事業を一過性の取組ではなく、継続的に発展させるための基盤整備を進めた。 - 顧客ニーズを反映した輸出商品の開発
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ジェトロ商談会をきっかけに国内外のバイヤーとの商談を重ねる中で、同社は大手企業では対応が難しい小口案件や個別ニーズへの対応に商機を見出した。
顧客の要望を丁寧にヒアリングしながら、用途や販売先に応じた冷凍本マグロ柵の商品規格を開発。
さらに、品質低下を防ぐための輸送方法についても研究を重ね、品質を維持したまま海外へ供給できる体制を確立した。
その結果、米国や中東市場向けに冷凍蓄養本マグロ柵の空輸輸出を開始し、現在も継続取引へと発展している。 - 伴走支援により海外展開を加速
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輸出プロモーターは商談への同席支援に加え、商談後のフォローアップ・新市場開拓の提案・海外向け英文ウェブサイトの整備・プレゼンテーション資料の作成支援などを実施した。
また、海外市場の最新情報を継続的に提供しながら、成功した取引モデルを他国市場へ展開するための戦略立案もサポートした。
こうした伴走支援により、同社は海外営業活動を自社主導で推進できる体制を徐々に構築していった。
成果・展望
こうした取組の結果、輸出額は前年比10%増加を達成した。
加えて、継続輸出を支える組織基盤の整備も進展し、社内に貿易部を新設。輸出事業を専門的に推進する体制が整った。さらに、HACCP取得も予定しており、品質保証体制の強化を進めている。
現在は既存市場の深耕に加え、南西アジアや中南米市場の開拓にも取り組んでおり、輸出先の拡大が期待されている。
今後も、地中海蓄養本マグロに関する専門性ときめ細かな顧客対応力を強みに、継続的な海外販路拡大を目指していく方針である。
ブロックから加工された柵
空輸前の梱包状態
現地店にて握り寿司へ調理
ご利用いただいたジェトロのサービス
有限会社九州マグロ
福岡県北九州市
http://www.kyusyumaguro.co.jp/ ![]()
代表取締役社長:高井 浩
所在地:福岡県北九州市
創業:平成11年8月
事業内容:漁業、水産物卸・小売業、まぐろ全般:輸出販売、国内販売、加工事業
2026年8月





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