米カリフォルニア州、同州製品ブランド「メード・イン・カリフォルニア」を創設

(米国)

サンフランシスコ発

2026年09月04日

米国カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は8月28日、州内で製造された製品を対象とする「メード・イン・カリフォルニア(Made in California)」プログラムを開始したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同プログラムは、一定の要件を満たす州内製造品に「Made in California」ラベルの使用を認めるラベル・マーケティング制度だ。認定を受けた企業は、製品や包装、ウェブサイトなどに同ラベルを表示できる。

同プログラムは、カリフォルニア州製品として一目で認識できるブランドを創設・確立し、製造業における同州の優位性をさらに高めることを目指す。ラベルを通じて、カリフォルニア州産品の品質、革新性、持続可能性に対する評価や州内メーカーの競争力向上につなげることや、同州製造業の規模や多様性、技術力の対外発信を強化することを目指す。さらに、州内製品の可視化を通じて、メーカーとバイヤー、調達ネットワーク、州・連邦政府の請負事業者などとの接点を拡大し、同州製造業エコシステムの強化を図る。

「Made in California」のラベルを使用できるのは、州内で実質的に製造された製品で、製造・組み立て・加工・生産を通じ、製品の卸売り価値の51%以上が州内で付加されていることが要件となる。本社が州外にある企業も、州内で事業を行う法的資格を有し、上記の対象となる製造活動を州内で行うなどの要件を満たせば、同州ビジネス・経済開発局(GO-Biz)に対しラベルの使用を申請できる。

認定を受けたメーカーは、対象製品や包装、ウェブサイト、マーケティング資料などに「Made in California」のラベルを使用できるほか、州政府の製品ディレクトリーなどを通じて、消費者や小売業者、州・連邦政府の請負事業者などに対象製品を紹介できる。

同州政府によると、同州製造業の生産額は2025年に3,850億ドルで、同州GDPの9%を占めた。州内には約4万5,000社の製造企業が所在し、このうち約89%が小規模企業に当たる。同州製造業の雇用者数は約124万人に上る。

なお、同州では、同州産農産物を対象とするラベルの「CA GROWN外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」や、州内で生産した牛乳を使用した乳製品を示すラベルの「Real California Milk外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」など、同州産品を示すラベルが既に活用されている。他州でも、テネシー州やモンタナ州が同様の「メード・イン・テネシー(Made in Tennessee)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」「メード・イン・モンタナ(Made in Montana外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」のラベル・マーケティングプログラムを運営し、一定の要件を満たす州内製品について、ラベルの使用を認めている。

(芦崎暢)

(米国)

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