「Pet Fair Asia 2026」に日本企業31社が出展、アジア市場開拓へ
(中国、日本)
海外展開支援部販路開拓課
2026年09月09日
アジア最大級のペット関連用品専門見本市「Pet Fair Asia 2026」が8月19日から23日にかけて、中国・上海市の上海新国際博覧中心(SNIEC)で開催された。第28回となる今回は、展示面積が32万平方メートル、来場者は102の国・地域から40万人超となった。
ジェトロは会場内にジャパンブースを設置し、「ペットたちの夏祭り」をテーマに、ペット関連用品などを扱う日本企業31社の出展を支援。出展企業は、成長を続ける中国ペット市場での販路拡大を目指し、日本企業ならではの高い品質管理や安全性、飼い主のニーズに寄り添った商品・サービスを訴求した。
(左)にぎわいを見せるジャパンブース、(右)会場内の様子(ともにジェトロ撮影)
会場では展示面積が前年から拡大されるなど、市場成長を反映した展示が行われた。ジャパンブースの出展企業からは、「マレーシアやシンガポールなどの中国以外の国・地域のバイヤーとの商談につながった」「前年を上回る来場者数を実感した」など、中国市場のみならず、アジア市場全体への展開可能性を評価する声が多く寄せられた。
また、各国・地域パビリオンでは出展内容にも特色がみられた。米国やタイではペットフード関連製品が多く展示された一方、韓国ではペット用美容製品を中心に紹介するなど、各国・地域の強みを反映した構成となっていた。
米国パビリオンの様子(ジェトロ撮影)
北京派読科技が公表した「2026年中国ペット業界市場報告」によると、2025年の中国都市部のペット(犬・猫)関連消費市場規模は、3,126億元(約7兆5,024億円、1元=約24円)で、前年比4.1%増だった。中国ではペットフードやペット用品の需要拡大が続いている。また、ペットを家族の一員として捉える「ペットの家族化」の進展や平均寿命の伸長を背景に、シニア期の健康維持やQOL向上への関心も高まっている(「央視網」1月5日)。日本企業が強みを持つシニア向けフードや口腔ケア、介護関連用品などの分野では、今後さらなる需要拡大が期待される。
今回のジャパンブースには31社が出展し、そのうち半数を超える17社が前年に続いて参加した。出展企業の継続率の高さからも、中国市場への高い関心が示された。
本展示会は、中国市場への参入・販路拡大に加え、アジア各国・地域のバイヤーとの新たな商談機会を創出する場となり、日本企業の海外展開を後押しする有効な機会となった。
(金原満月、土居太陽、謝慶凱)
(中国、日本)
ビジネス短信 ddb4826c01712c7c





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