日本製紙、ハンガリー生産拠点の事業活動を停止

(ハンガリー、日本)

ブダペスト発

2026年09月17日

大手製紙メーカーの日本製紙(本社:東京都千代田区)は9月7日、ハンガリー連結子会社であるNippon Paper Chemicals Europe(NPCE)の事業活動を2026年12月31日に停止することを決定したと発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。同社は2025年5月、ブダペスト近郊のバツラトートに、電気自動車(EV)の車載用リチウムイオン電池に用いられるCMC(カルボキシメチルセルロース)の生産拠点を開所したばかりだった(2025年5月16日記事参照)。

同社によると、昨今の欧米におけるEV市場の成長鈍化とともに、グローバル規模でかつてない激しい競争環境にさらされている中で、新規販売先の開拓やコスト競争力の強化を推進したが、想定困難な市場環境の変化により、当面安定的な収益確保が困難で、採算に見合う投資効果が見込めないとの判断に至った。

なお、今後のCMCの製造については、日本国内(江津工場)に集約し、生産効率を高めることで、競争力の強化を図る。

(宮内安成)

(ハンガリー、日本)

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