2026年上半期の外国直接投資、日本は申請金額ベースでシェア2.4%の5位

(タイ)

バンコク発

2026年09月04日

タイ投資委員会(BOI)は8月20日、2026年上半期のタイへの外国直接投資統計PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を公表した。申請ベースでは、投資額が前年同期比79.9%増の約1兆3,685億バーツ(約6兆7,056億円、1バーツ=約4.9円)、投資件数が33.1%減の877件となった(添付資料表1参照)。

申請額を国・地域別にみると、シンガポールが前年同期比4.0倍の約1兆1,217億バーツで、全体の82.0%を占め首位となった。次いで、英国は49.6%減の約472億バーツで、シェア3.4%の2位。他方、日本は24.7%減の約328億バーツで、シェア2.4%の5位だった。

認可ベースでは、投資額が前年同期比80.9%増の約1兆1,391億バーツ、投資件数が15.3%減の900件だった(添付資料表2参照)。国・地域別では、シンガポールで3.0倍の約8,833億バーツでシェア77.5%と首位となった。このうち、投資額の大半を占めたのは10億バーツ以上の大型案件で、中国の動画共有サービス大手バイトダンス(字節跳動科技)傘下のタイ法人TikTok System(Thailand)によるデータホスティング1件で7,155億バーツ、データセンター3件で計453億バーツ、フレキシブルプリント基板(FPC)・多層プリント基板(MLB)および関連部品の大型製造案件2件で計396億バーツなどが含まれる。英国が94.8倍の約534億バーツでシェア4.7%の2位だった。日本は60.5%増の約352億バーツで、シェア3.1%の4位だった。

ターゲット産業における投資申請状況をみると、タイ資本も含めた申請ベースの投資額では、デジタル分野が前年同期比2.0倍の約1兆1,153億バーツと最大で、全体の75.7%を占めた。電気電子・エレクトロニクスが1.4%増の約1,202億バーツで、全体の8.2%を占め、2番目となった。このほか、農業・加工食品(79.3%増、約614億バーツ)、創造(クリエーティブ)(40.1%増、約83億バーツ)、機械・自動システム・ロボット(33.6%増、約131億バーツ)も大幅に増加した(添付資料表3参照、認可ベースは表4参照)。

その他、外国資本によるターゲット産業における投資申請状況をみると、デジタル分野が、前年同期比2.5倍の約1兆1,146億バーツと最大で、全体の81.5%を占めた(添付資料表5参照、認可ベースは表6参照)。

(原田朝善、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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