第2四半期GDP成長率、EUは前期比0.7%、ユーロ圏は0.6%、ともに加速

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2026年09月17日

EU統計局(ユーロスタット)は9月7日、2026年第2四半期(4~6月)のEU27カ国とユーロ圏21カ国の実質GDP成長率(季節調整済み)が、それぞれ前期比0.7%、0.6%だったと発表した(プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。EUとユーロ圏ともに第1四半期(1~3月)の0.1%、0.0%から0.6ポイントの加速となり、8月に発表された速報値外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(それぞれ0.5%、0.4%)から0.2ポイント上方修正された。

EUの第2四半期の実質GDP(前期比)を需要項目別でみると(添付資料表1参照)、個人消費は前期の0.1%増から0.4%増に拡大し、全体の成長率を0.2ポイント押し上げた。政府消費支出は0.5%増から0.1%増(寄与度:0.0ポイント)へ減速したものの、総固定資本形成は前期の0.3%減から0.5%増(同0.1ポイント)へ改善し、プラスに転じた。輸出は前期の0.3%減から3.2%増へ、輸入は前期の0.7%増から1.6%増へ拡大し、純輸出はGDP成長率を0.8ポイント押し上げた。

EUの第2四半期の実質GDP成長率(前期比)を国別でみると、加盟国間でばらつきがみられる(添付資料表2参照)。アイルランド(10.2%)、スロベニア(1.8%)、リトアニア(1.7%)などの6カ国では1.0%以上の成長を記録した。一方、オーストリア(マイナス0.1%)はマイナス成長となった。ユーロ圏の主要4カ国では、スペイン(0.7%)、ドイツ(0.3%)、イタリア(0.2%)はプラス成長を維持した一方、フランスは横ばいの0.0%だった。

2026年第2四半期の雇用者数の伸び率を前期比でみると、EUとユーロ圏でともに0.1%増だった(添付資料表3参照)。国別でみると、ポルトガル(1.0%増)以外、1.0%未満の増加となり、フィンランド(0.8%減)、ギリシャ(0.4%減)などの9カ国では雇用者数が減少した。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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