ミャンマー大統領がカンボジアを国賓訪問、租税・投資など4文書に署名
(ミャンマー、カンボジア)
調査部アジア大洋州課
2026年09月17日
ミャンマー親軍政権のミン・アウン・フライン大統領は9月11~12日、ノロドム・シハモニ国王の招請を受け、カンボジアを国賓訪問した。2026年4月の大統領就任後、同国を訪問するのは初めて(注)。滞在中、フン・セン上院議長、フン・マネット首相、クオン・スダリー国民議会議長とそれぞれ会談した。
11日のフン・セン上院議長との会談では、政府機関、軍、国民間の関係強化や2国間協力合同委員会(JCBC)の再活性化、貿易・投資、農業・畜産、議会間交流について協議した。また、ランチャン・メコン協力(LMC)、カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム(CLMV)、エーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略(ACMECS)などの地域協力枠組み、ASEANでの協力などについて意見交換した。
同日のフン・マネット首相との会談では、経済、貿易・投資、観光、防衛・安全保障、教育・人材育成、宗教・文化、中小零細企業、雇用などの分野で協力を強化する方針を確認した。越境犯罪対策では、人身取引、麻薬取引、サイバー犯罪、オンライン金融詐欺、違法オンライン賭博の取り締まりに向け、情報交換と連携を進めることで一致した。また、ASEANを含む地域協力枠組みにおける相互支援を強化する考えを示した。
会談後、両首脳の立ち会いの下、関係閣僚らが(1)所得に対する租税に関する二重課税の除去ならびに脱税および租税回避の防止のための協定、(2)投資の相互促進および保護に関する協定、(3)文化協力協定の改正文書、(4)メディア・情報分野における協力に関する覚書の4文書に署名した。
(注)ミン・アウン・フライン大統領就任後の公式訪問国は、インド(5月31日~6月4日)、中国(6月15~19日)、ラオス(7月3~5日)、タイ(8月6~7日)、ロシア(8月17~19日)、ベラルーシ(8月20~21日)、ベトナム(9月4~6日)に続き、カンボジア(9月11~12日)が8カ国目、ASEAN加盟国では4カ国目となる。
(アジア大洋州課)
(ミャンマー、カンボジア)
ビジネス短信 7aec1a41c3a03e29





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