2026年度第1四半期のGDP成長率は前年同期比7.8%

(インド)

ニューデリー発

2026年09月04日

インド統計・計画実施省(MoSPI)は8月31日、2026年度第1四半期(2026年4~6月)の実質GDP成長率(2022年度基準)を前年同期比7.8%と発表した(添付資料表1参照、GDP推計値は表2参照)。2020年度第3四半期以降、プラス成長を維持しており、世界的には中東情勢の混乱などがあったにもかかわらず、成長率は前年同期(6.9%)を上回った。

成長率を需要項目別にみると、個人消費を示す民間最終消費支出(GDP全体の5割以上を占める)は前年同期比7.1%となり、2025年度第1四半期の6.8%を上回った。また、設備投資などを示す総固定資本形成は11.9%となり、前年同期の5.8%から大きく加速した。個人消費の拡大が自動車、家電、消費財などの需要増加につながるほか、設備投資の拡大は製造業や建設関連産業の成長を後押しするとみられる。そのほか、輸出が前年同期比12.0%増となる一方、輸入は1.1%減となった。

産業部門別の総付加価値(GVA)成長率では、鉱業・採掘業を除く部門でプラス成長となった(添付資料表3参照、GVA推計値は表4参照)。特に製造業は、電子機器や自動車分野を中心とした生産拡大などを背景に、前年同期の8.3%から9.2%と加速した。また、第3次産業の成長率が高く、金融・保険、不動産・ビジネスサービスは12.1%となり、前年同期の8.8%を大きく上回った。このほか、貿易・ホテル・運送・通信・報道関連サービスも8.5%と高い成長率だった。

(町田早弥香)

(インド)

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