広汽集団が一汽集団との資産再編を計画

(中国)

広州発

2026年09月18日

中国自動車大手の広州汽車集団(広汽集団)は9月14日、中国国有の自動車製造大手の中国第一汽車集団(一汽集団)が保有する特定の完成車合弁会社の一部持ち分を、株式の発行により取得する計画を発表した。同日、両社は意向協議書を締結した。

広汽集団によると、今回の取引は地方国有企業と中央企業の産業リソースの最適化を進め、上場企業としての経営効率向上を図ることを目的としている。同社は株式を発行して対象会社の一部持ち分を取得するとともに、関連資金の調達も実施する計画である。概算では、取引完了後に一汽集団が広汽集団の第2位株主となり、戦略的な影響力を持つ株主になる見通しだ。また、今回の取引は重大資産再編および関連当事者取引に該当する見込みだが、広汽集団の実質支配者の変更や再編による上場には当たらないとしている。

広汽集団は、今回対象となる一汽集団保有の完成車合弁会社が海外上場企業に関係していることから、現時点では会社名を公表せず、今後再編計画案の中で開示するとしている。

なお、広汽集団の2026年8月の自動車生産台数は前年同月比1.2%減の12万6,727台で、販売台数は同6.7%減の12万6,584台となった。このうち、新エネルギー車は生産台数が同68.5%増の5万4,522台、販売台数が同47.7%増の5万6,481台と大幅に拡大した。ブランド別では、広汽本田汽車と広汽豊田汽車の生産・販売がともに減少した一方、広汽埃安新能源汽車(AION)は生産が同64.7%増の2万9,858台、販売が同38.6%増の3万3,694台と好調だった。同年1~8月累計では、自動車生産台数が102万6,789台(前年同期比3.0%減)、販売台数が101万2,603台(同0.2%増)となった。

(梁梓園)

(中国)

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