マカオにコンテンツカフェがオープン、日本のアーティストやIPの発信拠点に

(マカオ、日本)

香港発

2026年09月01日

日本のアーティストやコンテンツをテーマにしたカフェとして「CONTENT CAFE Powered by Bandai Namco Music Live」がマカオ・タイパ地区の観光エリア「官也街(クーニャ・ストリート)」に8月11日、オープンした。同カフェは、マカオの事業者ZIP and Content Cafeがバンダイナムコミュージックライブ(本社:東京都渋谷区)からライセンスを受けて運営するもの。バンダイナムコミュージックライブがアーティストやIP(知的財産)を活用したカフェ事業に参画する初の取り組みとなる。

官也街は土産物の販売店や飲食店が集積するマカオ有数の観光スポットで、近年は日本のIPキャラクター商品を販売する店舗なども増えている。また、中国本土や香港など域外からの観光客も多く訪れる。

同カフェはZIPアニメ総合ビルの1階に位置する。このビルは7階建てで、カフェのほか、韓国発のフォトブース(注)や、アイドルファンの応援活動支援スペース、応援グッズ制作サービスなどを備え、アニメ、カードゲーム、アイドルなどのファンを主なターゲットとした総合エンターテインメント施設として展開されている。

バンダイナムコミュージックライブは、今回のカフェ展開に参画する理由について、同社のコンテンツを継続的に発信する拠点を設けることで、「アーティストとファンが直接触れ合う機会を創出すること」と「ファンコミュニティーを形成すること」を挙げた。ライブやイベントの開催時だけでなく、ファンが継続的に集まり、アーティストやIPのコンテンツに触れられる拠点を設けることで、ファンとの接点を増やし、IP価値の向上につなげる狙いがあるという。

開店に当たっては、声優・アーティストの岬なこ氏によるグランドオープニングイベントが実施された。イベントでは、関連グッズの事前購入者先着100人を対象に、岬氏本人からサイン入りカードを手渡したほか、このうち30人限定でトークショーを開催。参加者の多くは中国本土や香港から訪れたファンで、交流を楽しんだ。

同社は今後、アーティストを招いたイベントなどを定期的に開催するとともに、マカオならではの限定グッズや企画も展開し、同カフェをアジアにおける新たなコンテンツ発信拠点として活用しながら、ファンとの接点拡大を図る方針だ。

写真 官也街(クーニャ・ストリート)の様子(ジェトロ撮影)

官也街(クーニャ・ストリート)の様子(ジェトロ撮影)

写真 トークショーの様子(主催者提供)

トークショーの様子(主催者提供)

(注)連続撮影した写真を4こま形式で印刷できるもので、アイドルフレームが用意されている場合は人気アイドルとのツーショット風の写真も撮影できる。

(平井志穂)

(マカオ、日本)

ビジネス短信 3b7ae944cee3523e