ジェトロ、「タンザニア投資ビジネスセミナー」を東京で開催

(タンザニア、日本)

調査部中東アフリカ課

2026年09月11日

ジェトロは9月7日、「タンザニア投資ビジネスセミナー」をジェトロ本部(東京)において開催した。ジェトロに加えて、国連開発計画(UNDP)、タンザニア大統領府投資特別経済区庁(TISEZA)、ザンジバル投資促進庁(ZIPA)、在日タンザニア大使館が共催した。日本側から、商社、自動車、製薬、物流の企業関係者など約90人が参加した。

アンダーソン・グクウィ・ムタテンブワ駐日タンザニア大使は開会あいさつで、タンザニアを信頼できるパートナー、生産拠点、アフリカ市場へのゲートウエーとして認識してほしいと述べた。また、投資の重点分野として情報通信技術(ICT)、製造業、農業および農産品加工業、観光、エネルギー、ブルーエコノミー、サービス産業を挙げた。

キティラ・アレクサンダー・ムクンボ大統領府計画・投資担当国務相は基調講演で、タンザニアは東アフリカ地域の玄関口であり、将来のアフリカ市場全体を見据えた横展開の視点でも重要な市場であると述べた。また、日本が持つ世界トップクラスの技術力、ノウハウのみならず、日本企業が持つ高い規律性も見習いたいと述べた。

UNDPタンザニア常駐代表の小松原茂樹氏は、タンザニアが持つ強みとして、多くの希少鉱物の生産、安価な電力、豊富な食糧資源、整備されたインフラ、アフリカ全体へのゲートウエー、積極的な経済外交などを挙げた。

後半では、タンザニア企業によるピッチおよびパネルディスカッションが行われた。参加者から「タンザニアには上場企業が少なく、外国企業が投資を検討する上で、現地企業の信用調査が難しいと認識しているが、どのような方法があるのか」という質問に対し、登壇者から「タンザニアの貿易産業省傘下の機関であるブレラ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(Business Registrations and Licensing Agency:BRELA)が現地企業の登録情報を管理しているので、そこに問い合わせ・相談するのがよい」との回答がなされた。

セミナー終了後は、活発なネットワーキングが行われた。参加した日本企業の担当者からは、「タンザニアは政治、経済的が比較的安定し、インフラも整備されているので、ビジネスを推進していく上でメリットがあると感じた」「タンザニアは東アフリカの玄関口として非常にポテンシャルがあると感じた」とのコメントがあった。

写真 駐日タンザニア大使のあいさつ(ジェトロ撮影)

駐日タンザニア大使のあいさつ(ジェトロ撮影)

写真 パネルディスカッションの様子(ジェトロ撮影)

パネルディスカッションの様子(ジェトロ撮影)

写真 セミナー終了後のネットワーキングの様子(ジェトロ撮影)

セミナー終了後のネットワーキングの様子(ジェトロ撮影)

(菊本謙一)

(タンザニア、日本)

ビジネス短信 399a5580916bd556