アジア食品の市場性を検証する展示会、米カリフォルニア州サンマテオで開催

(米国、日本)

サンフランシスコ発

2026年09月04日

米国カリフォルニア州サンマテオで81516日、「USAアジアン・カルチャー・アンド・フード・エキスポ2026(USA Asian Culture and Food Expo 2026)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開催された。主催者によると、約80の企業・ブランドが出展した。2日間の来場者数は約3万~4万人だった。

同展示会は、アジア発ブランドの米国メインストリーム市場への参入を支援する市場検証型の展示会として活用されている。展示会プロデューサーであるオーエムジー・グループ(OMG Group)のペギー・シェ(Peggy Hsieh)創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「一般消費者が商品を試す場と、バイヤーや流通関係者が商品を見る場を組み合わせていることが同展示会の特徴」と説明した。

写真 会場内の様子(ジェトロ撮影)

会場内の様子(ジェトロ撮影)

米国外からの出展企業も多く、米国での販路開拓に加え、商品そのものや味、パッケージなどに対する現地消費者の反応を確認する場としても有用だ。シェ氏は「小売り関係者にとっても、商品の説明を受けるだけでなく、実際にどの商品に消費者が集まり、どのような反応を示すかを確認できることが、商品選定の判断材料になる」と述べた。

写真 ジャパン・ストリート広報ブースの様子(ジェトロ撮影)

ジャパン・ストリート広報ブースの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロは同展示会に外国バイヤー向けオンラインカタログ「ジャパン・ストリート(Japan Street)」の広報ブースを出展し、日本企業13社(注)の商品を展示した。一部商品については試食を実施し、味や食感、パッケージなどについて来場者から意見を収集した。会場では、米国で日本を含むアジア食品の輸入・販売を手掛けるヘル・ヤ・フーズ(Hell Ya Foods)も出展。同社は、カメヤ食品のわさび、小田原屋のガーリック・クランチ・オイル、沖縄県産の黒糖などを紹介した。

会場では、アジア食品を米国のメインストリーム市場に広げるためのローカライズをテーマとした食品ブランド向けセミナーも開催された。日本と米国で食品ブランドの商品開発や市場展開に携わり、サントリー食品インターナショナルの抹茶事業直営店ストーンミル・マッチャ(Stonemill Matcha)の米国でのブランドアイデンティティー構築などを手掛けてきたパレット・ブースター(Palate Booster)創業者の梶原奈美子氏が登壇した。米国市場への展開に当たっては、ターゲットとなる消費者の反応を確認しながら、味やパッケージなどを検証・調整することが重要だと説明した。

(注)13社は次のとおり(一部のリンク先には社名が表示されないものもある):ホンダ製菓外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますマルカイコーポレーション外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます九州農水産物直販外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます天狗製菓外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますTAPインタートレード外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますインプレスライフ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますジェイエイフーズおおいた外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますペンギン外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます北毛久呂保外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます尾賀亀外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます石丸製麺外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます神栄外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますIKIGAI Ritual外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(武田史織)

(米国、日本)

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