中国・習近平国家主席カイロ訪問を控え、異例の交通規制周知

(エジプト、中国)

カイロ発

2026年09月01日

中国・習近平国家主席は9月1日、2日、エジプトと中国が外交関係樹立70周年を迎えることを機にカイロを訪問する。

これまでのエジプト・中国間の現職国家元首の往来は次のとおりだった。エジプトからは、アブドゥルファッターハ・エルシーシ・エジプト大統領が2014年12月に両国の関係を包括的パートナーシップに格上げするのを機に初めて中国を訪問して以来、2015年9月、2016年9月(G20首脳会議)、2017年9月(BRICS首脳会議)、2018年9月(中国・アフリカ協力フォーラム、FOCAC)、2019年4月(「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラム)、2022年2月(北京冬季五輪開幕式)、2024年5月(包括的パートナーシップ10周年)と訪問していた。一方、中国からは、習国家主席が2016年1月、外交関係60周年を機に、初めてエジプトを訪問した。今回は10年ぶりのエジプト訪問となる。

エジプト政府はこの2日間、カイロ市内主要道路、ギザ(ピラミッドエリア)、大エジプト博物館(2025年11月4日記事参照)に交通規制を敷くと発表、正式な通行止めや迂回路は決定次第周知するとした。カイロ県知事は習国家主席のカイロ訪問に先立ちカイロ空港橋など主要4本の橋の防護壁修復、景観改善のための塗装工事を指示していた。

主要国元首のエジプト訪問はこの1年間で、2025年4月にエマニュエル・マクロン・フランス大統領、同月にプラボウォ・スビアント・インドネシア大統領、2025年9月にターマン・シャンムガラトナム・シンガポール大統領、2026年2月にレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ大統領、2026年4月にアレクサンドル・ストゥブ・フィンランド大統領、2026年5月にフランス・マクロン大統領らである。当時カイロ市内では臨時交通規制が敷かれたが、事前に周知することはなかった。今回の習国家主席訪問にあたっては近年異例の対応であることがうかがえる。

(西澤成世)

(エジプト、中国)

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