河套香港園区の第1期土地入札に6件の応札

(香港)

香港発

2026年09月09日

香港・深センイノベーション&テクノロジーパーク(HSITP、以下「同社」)は8月31日、河套深港(深セン・香港)科学技術イノベーション協力区(注1)の香港園区(以下、香港園区)について、第1期の用地の入札を同日に締め切り、合計6件の応札があったと発表した。

同社によると、今回の入札は香港園区で初めて市場参加者を募る開発事業だ。対象は2組(合計4区画)で、イノベーション・テクノロジー(I&T)用地1区画と、応札者が任意で併せて応札できる人材用宿泊施設用地1区画で構成される。

入札には技術提案70%と価格提案30%の割合で評価する「2エンベロープ方式」が採用される。同社は、2026年内の落札企業決定と結果発表を目指しているとした。なお、応札企業については、園区の発展に対応するハイエンドなI&T関連企業や大手コングロマリット(注2)など多岐にわたったと明かした。

同社は、今回の入札方式を通じ、香港園区における科学研究と産業発展の連携を強化し、園区内における産業チェーンの全面発展を促すとした。また、初回入札への企業の活発な反応は、I&T分野における香港の優位性が業界から高く評価され、園区の発展に対する市場の信頼と期待が示されたものとの見方を示した。

開発の加速に向けて、同社は2026年7月24日に第2および第3フェーズのI&T用地3区画および人材用宿泊施設用地1区画、合計4区画の入札外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを開始した。応札締め切りは2026年10月20日正午としている。

(注1)深セン市政府と香港政府が共同で整備、開発を進めているイノベーション・テクノロジー拠点。香港園区と深セン園区の2つの園区で構成される。

(注2)複数の異なる業種や事業を経営統合して形成される企業グループを指す。リスク分散や成長を図ることなどを目的とする。

〔黄莃倫(ケリー・ウォン)〕

(香港)

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