上半期の小売り・サービス売上高、前年同期比12.9%増

(ベトナム)

ホーチミン発

2026年08月13日

ベトナム統計局は7月3日、2026年上半期(1~6月)の小売り・サービス売上高(推計値)が前年同期比12.9%増の3,889兆5,000億ドン(約24兆1,149億円、1ドン=約0.0062円)だったと発表した。内訳は、小売りが12.5%増の2,942兆ドンで全体の75.6%を占めた。次いで、宿泊・飲食サービスが15.6%増の493兆ドン、観光サービスが15.0%増の50兆ドン、その他サービスが12.5%増の405兆ドンだった(添付資料表1参照)。

省・市別にみると、南部の商都ホーチミン市が13.2%増の968兆ドン、北部の首都ハノイ市が13.3%増の517兆ドン、中部のダナン市が20.5%増の145兆ドンだった(添付資料表2参照)。現地報道によると、小売りでは宝飾品・貴金属(前年同期比31.3%増)が最も大きく伸びた。次いで、ガソリン・石油製品(15.3%増)、木材・建設資材(13.2%増)、衣料品(12.5%増)だった。

統計局によると、2026年上半期の労働者の平均月収(推計値)は900万ドンで、前年同期から71万7,000ドン増加した。内訳は、男性1,010万ドン、女性780万ドン、都市部1,060万ドン、農村部は790万ドンだった。

モダントレードの拡大が進む

ベトナムでは伝統的市場が依然として広く利用される一方、モダントレードの拡大も進んでいる。ベトナム統計局が発表した2025年統計年鑑によると、2025年12月末時点(推計)のスーパーマーケットは1,099店舗、ショッピングセンターは281カ所となった。ショッピングセンター数は2020年の250カ所から12.4%増加しており、モダントレードの出店が着実に進んでいることがうかがえる。

こうした中、外資系小売企業も出店を加速させている。タイのセントラル・リテール・ベトナム、韓国のロッテマート、日系のイオンモールなどが相次いで新規出店を進めている。セントラル・リテール・ベトナムは2026年1月に「GO!クチ」、7月に「GO!フンイエン」を、ロッテマートは7月に「ロッテマート・タイニン」を、イオンモールは7月にダナン市初の「イオンモール・ダナン・タインケー」を開業した。

(ティエン・グエン)

(ベトナム)

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