「Cosmoprof CBE ASEAN 2026」が開催、タイを美容業界のハブに
(タイ)
バンコク発
2026年08月13日
タイで6月24日から26日にかけて、東南アジアの国際美容・化粧品展示会「Cosmoprof CBE ASEAN 2026」が開催された。主催者によると、5回目の開催となる今回は、会場を2フロアに拡張し、前年比12%増の730社超の企業が出展した。内訳は、タイ企業47%、海外企業53%となり日本からは18社が参加した。来場者は95カ国・地域から2万4,859人に上り、前年より7%増加した。タイ国内に加えて、インド、フィリピン、マレーシア、韓国からの来場者が多かった。
開会式では、共同主催者である上海白玫会展の桑莹副総経理のほか、タイ工業連盟のピムジャイ・リーイッサラヌクーン総裁、タイ商務省のキリダ・パオピチット副大臣らが開会あいさつをした。
桑副総経理は、「ASEANは世界で最もダイナミックな美容市場の1つであり、需要拡大、デジタル変革、継続的なイノベーションにより、持続可能な成長が期待される」と述べた。
ピムジャイ総裁は、「タイはアジアで第2位の美容市場であり、世界クラスの輸出製造拠点としての確固たる地位を築いている。イノベーションや持続可能性、グローバルなパートナーシップを通じて、ヘルス&ビューティー製品のリーダーとしての地位を強化する」と強調した。
キリダ副大臣は、「タイには、国際基準を満たす世界クラスのOEMやODM施設があるほか、植物・天然成分に関する知見という独自の競争優位性がある。これらを政府が進める政策である『バイオ・循環型・グリーン(BCG)経済モデル』と組み合わせることで、クリーンビューティーと持続可能な製品への世界的な需要に応える独自の地位を確立できる」と述べた。
開会式の様子(ジェトロ撮影)
参加企業からは、本展示会について、タイ・ASEAN外のバイヤーとも情報交換ができる有意義な機会との声が聞かれたほか、近年は海外展開に向けて化粧品原料のハラール認証取得も進んでいるとのことだった。
タイ大手化粧品企業ブースの様子(ジェトロ撮影)
主催者は、美容業界においてタイが高いポテンシャルを持つ市場であると同時に、製造・サプライチェーン・イノベーションのハブとして重要性が増していると強調した。
(野田芳美、若林香奈)
(タイ)
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