ハンガリー進出日系企業の2026年の賃金は前年比6.1%増も、上昇率は鈍化、ジェトロ調査
(ハンガリー、日本)
ブダペスト発
2026年08月27日
ジェトロはハンガリーに進出している日系企業に対して、2026年の賃金や賞与、フリンジベネフィット(付加的手当)などに関するアンケート調査を実施し(期間:7月2日~8月14日)、34社(製造業18社、非製造業16社)から回答を得た。それによると、2026年の賃金の平均上昇率は前年比6.1%となり、賃金上昇が継続しているものの、2025年の7.3%に比べて鈍化した。事業形態別では、製造業は従業員300人超、300人以下ともに6.2%で、非製造業は5.9%だった。
従業員300人超の日系製造業の職制ごとの月額平均賃金(グロス)をみると、セクションマネジャー(課長クラス)が206万8,136フォリント(約105万4,749円、1フォリント=約0.51円、8月25日ハンガリー国立銀行為替レート)、エンジニア108万3,476フォリント、事務職92万7,590フォリント、営業職76万9,315フォリント、オペレーター57万48フォリントだった。
賞与については、平均で1.2カ月分が支給されている。製造業は従業員300人超の企業で1.2カ月分、300人以下の企業で1.0カ月分、非製造業は1.3カ月分となっている。
従業員に支給しているフリンジベネフィットについても尋ねた(複数回答可)。最も多かったのはセーチェーニ余暇カード(注)で25社(回答企業の73.5%)、次いで乗用車通勤補助が20社(58.8%)、その他が10社(29.4%)だった。また、社員食堂補助は6社(17.6%)、現金補助、ボランタリー・ヘルスファンド(任意医療貯蓄基金)、任意年金基金はそれぞれ5社(14.7%)が導入している。
その他のフリンジベネフィットの例としては、民間医療保険や生命保険、傷害保険などの保険制度のほか、ジム利用補助や眼鏡購入補助、子女の教育支援、永年勤続表彰、カフェテリア制度、社用携帯電話の支給などだった。
(注)宿泊施設やレストラン、娯楽施設などで使える電子バウチャー。
(バラジ・ラウラ)
(ハンガリー、日本)
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